アフタヌーンティー、グルメ、食べ歩き、その他趣味の記録
2006年11月 4日
MoMA(The Museum of Modern Art/ニューヨーク近代美術館) ‐ニューヨーク、芸術の旅?
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日本でも『MoMA展』を観た事がありましたが、ニューヨークのMoMA(The Museum of Modern Art/ニューヨーク近代美術館)は建物自体がアートと言えるすばらしいもの。
必ず訪問したいと思っていた場所のひとつです。
MoMAは私が滞在していたヒルトン・ニューヨークと5番街の中間にあります。なので、毎日その前を通っていました。
美術館の1階とお向かいには関連のアートショップがあり、入館料を払わなくても買い物できるのでお土産探しに行く人も多いようです。
ガイドブックには「開館前から並ぶ人が多い」とあったので、開館10分前にひーさまと待ち合わせをし、80mほど伸びていた列に並びました。
開館時には100m以上の列があったと思いますが、入ってからは結構スムーズにチケットを購入でき、一番空いていると思われる最上階に直行、上から順々に観ながら降りてきました。
いつもこの方法をとるのですが、開館と同時に入った場合はかなり能率よく回ることができます。
MoMAの建物は建築家の谷口吉生氏デザインで2004年に改築されたものです。
中央に巨大な吹き抜けを持つ、箱のような6階建ての真っ白い建物です。
外や吹き抜けに向かって作られた窓を覗いてみると、まるで絵画のような空間を覗き見ることができます。内側は近代アート、外側は写真といったところでしょうか。
上に見える空は真っ青に晴れわたっているのに、道路やその周囲は真っ暗で、高い建物に囲まれていることを実感します。それがすごく不思議に思えました。都内でも裏通りに行けば同様なのかもしれませんが...ニューヨークの中心地の観光ポイントが谷間のような薄暗い空間にあるのです。
でも大きな窓のある吹き抜けが真ん中にあるお陰で、MoMAには美術品を照らすけど傷めない柔らかな日差しが入ってきます。
その吹き抜けから、お昼前に一度チケット売り場と先ほど並んだ道を見てみると人がほとんどいません...。お昼時だからかもしれませんが、この時間なら全く並ばずに入れたんだ...と。内部はそれなりに混んできているので朝早く(といってもMoMAの開館は10時半と相当遅いのですが)のほうが良いには違いありませんが。
さて中身。実は私は近代アートにはさほど造詣は深くありません。「好き」か「嫌いか」。「有名だから知っている」「知らない」ぐらいでじっくり見るか素通りするかが決まってしまいます。
私が現代アートを観て「う〜ん、わからん。」と唸っているとひーさま曰く「どうせわからないなら全くわからないほうが、観ていて楽しいですよ。」と。
なるほど、そうかもしれないですね。わからなくても「きれい」「楽しい」って思えるものもあるし。
日本ではNGな場合が多いですが、欧米の美術館ではスケッチをしたり、絵の前に円陣に座って先生の講義を聞いたりと、生の美術を勉強している団体をよく見かけます。
MoMAでもいくつかのグループを見かけましたが、アンリ・マティスの絵の前に座る中の良い兄妹(多分)は目をひきました。特におにいちゃんのほうが熱心に絵を眺めていました。
子供の感性ではどのように見えるのか、気になります。
私が好きな19世紀から20世紀の西欧絵画、特に印象派もMoMAにはあります。どこから「近代」と言うのかいまいちわからないのですが、ゴッホやモネ、ピカソやマティスなど一流どころの有名な絵もあるので、「あっ、これ知ってる!」って思えることも一つの楽しさかも。
偶然、(多分)いつもフランスのオランジェリー美術館にあるはずのモネの睡蓮が展示されていました。
モネは特に好きな画家なので、もうそれだけでMoMAに来て良かった!
絵画のほかに私が楽しんだのは、近現代のアートファニチャーの展示。
最近デザイナーズファニチャーに興味があるので、カラフルでポップな家具や小物は見ていてとても楽しいです。
明るい色合いの椅子やランプの近くに、鉄でできた赤ちゃんのベッドがありました。
無機質で冷たい印象のある黒い鉄ですが、アール・ヌーボー調の曲線で、マットレスや布団、レースの天蓋をつけた様子を想像してみると、とても美しいじゃないですか。
こちらのコーナーはまだまだ設置中といった感じで、半分以上が閉鎖されていました。残念。
建物をくまなく回り、絵や窓からの風景などを色々な角度から撮影しました。
写真が撮れるところが多いのも海外の美術館の良いところです。ただしフラッシュは絶対にNG!絵が痛むので...でも全く写真撮影を許可しない日本の美術館はいったい何なんでしょうか(中には廊下の窓から庭を見下ろす風景さえ、写真撮影を許さない美術館がある!)。
6階から2階まで一部屋一部屋観て回り、1階から中庭に抜けてそこで休憩するまで、おおよそ2時間。
美術館は集中力を使うので、私にはこの2時間が絵を観て歩く限界の時間かも。
噴水の手前にある椅子に座って、この次どこに行こうかとガイドブックを見ながらひーさまと相談。がくがくしていた足を少しましな状態にして、目をつけたカフェまで歩いて行きました。




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