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アフタヌーンティー、グルメ、その他趣味の記録

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2006年10月15日

サグラダ・ファミリア大聖堂 −スペイン旅行

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サグラダ・ファミリア大聖堂ずいぶんと長いこと「観たい!」と思っていた、今回の旅行の目玉、"サグラダ・ファミリア大聖堂"には2回行くチャンスがありました。

1度目は"バルセロナ市内観光"の後、「今日一緒に入れば、団体料金(5ユーロ)になります。」という案内につられ内部へ、そして2度目は"ガウディとモデルニスモ観光"の一環で地下の礼拝堂などに。

2度行ってなんとなーく、全面的に観ることが出来た感じです。

どちらのツアーも西側の"受難の門"からはじまります。

サグラダ・ファミリア大聖堂1882年に着工したサグラダ・ファミリアはゴシック建築と言っても、色々な時代やガウディのオリジナルな建築様式が合わさり、それが他にはない不思議な雰囲気を作り上げています。

"受難の門"は、ミケランジェロの未完成作のような粗造りな彫刻で、キリストが密告されて張りつけになるまでが表現されています。全体的にあっさりした感じです。

内部に入ると、もろに「作りかけですっ」って感じの工事現場が。芸術とは無関係そうなドカタ風なお兄さんたちがたくさん働いています。

想像していたよりも中は明るく、場所によっては空も見えます。こんな感じで本当にあと15年で完成するのだろうか(という噂がある)...と心配してしまいます。

サグラダ・ファミリア大聖堂ガウディが建築を始めた当時は石を切り出して作っていた柱や壁も、現在はコンクリートやその他加工しやすい建築資材のため、建築のスピードは飛躍的に速くなっているのが、完成が早まりそうな理由の一つだそうです。

さまざまな建築物に花や動植物をモチーフに多く利用したガウディですが、サグラダ・ファミリアも神の家と言ってもそこは同じ。天上や柱などの広い空間に"ガウディらしさ"が広がります。

教会の装飾に、マーガレットのような普通の野の花(?)が使われているのは意外でしたが、白い資材にカラフルな原色のステンドガラスの光が差し込んで、作りかけとは言え、とてもきれいです。
ステンドガラスの配色もそうですが、全体的になんとなくモダンです。

サグラダ・ファミリア大聖堂西の門から入ると、内側はロープで、そして外周に沿ってネットが張られ観光客用の通路が作られています。入り口の近くには自動販売機なども置かれていて、妙に観光ナイズされた空間なのですが、外周に張られているネットの奥を覗き込んでみたところ、小さな可愛い螺旋階段を発見しました。

高い天井やメインとなる柱だけでなく、こうした小さな要素も可愛くデザインされているのがわかり、感心しきりです。
気になったのは、この螺旋階段...手すりがないのです。これで完成したものなのでしょうか...?!

サグラダ・ファミリア大聖堂観光客の波にのって内部を通り抜け、東側の"生誕の門"に抜けると出口の横にエレベータに乗るための列が出来ていました。

エレベーターは2ユーロと別料金なのですが、やはり建築途中のサグラダ・ファミリアを見に来たならば、尖塔に登らないわけにはいきません。偶然空いていたので列は建物の中に入っていました。

とても巨大なご夫婦の後ろに並んだのですが...エレベーターは奥様の後ろにちょっと見えている銀の筒状のもの。
...小さいです。
正直、色々な心配をしましたが、無事に(乗れたのはエレベーターの操作をする人を含め6人だけ)上まで移動しました。

サグラダ・ファミリア大聖堂どこが一番高いところなのか、どこまで登ったのかは正確にはわかりません。また、屋外に身体ごとちゃんと出て、風に当たりながら景色を楽しめるのはほんの一瞬です。

もともと観光地としての念頭などなかったでしょうから仕方がないのですが、世界中から多くの人が訪れる、巨大な教会の観光ルートがこれでは...観光シーズンにはすごいことになっているのではないでしょうか?!

前の人に続いて、立ち止まらずに細い通路を動いていきます。途中、クレーンが並び、足場が組まれている工事現場状態の鐘塔を眺めました。

完成時には18本の塔が出来る予定ですが、現在完成しているのは8本のみです。人の後について歩いているうちに東側の大きな4本の鐘塔を背後から観る事ができました。

サグラダ・ファミリア大聖堂通路が狭いため、立ち止まることはできず、歩きながら観光しているとすぐに下りの階段が始まってしまいます。後は動きながら要所要所で壁から顔を出し、眼下を眺めます。

時間が経って汚れたためか、全体にベージュ色になっているサグラダ・ファミリアは、遠くから見るとぱっとみ、単色の彫刻やオブジェに飾られているように見えますが、近くから見ると色がついた装飾があることに気づきます。

鳩の飾りのついた柱は東側にあります。サグラダ・ファミリア以外の建物は低く、特に東側はショッピング街とは反対側なので、静かな街なみに鳩が飛び立つ瞬間のような、絵本の挿絵を思わせる景色を楽しむことができます。

サグラダ・ファミリア大聖堂暫くすると、巨大螺旋階段が長く続きます。さきほどエレベーターで一緒になったおじさんは、ここを通ることができたのだろうか...と本気で心配してしまうほど、狭い通路です。
天気が良かったので問題ありませんが、運が悪いと風雨が入り込み、大変歩きにくいのではないでしょうか。

だんだんと地面が近づいてくると最後は、観光地の大聖堂でよく見かける、本当に狭い真っ暗な螺旋階段を下りることになります。そこを通って外に出ると、本当に「下界に下りてきた。」感じがして、現実に戻るのです。

サグラダ・ファミリア大聖堂東側の"生誕の門"はガウディ存命中に出来上がった唯一の門だそうです。出来上がったといっても、最近日本の彫刻家が担当した音楽を奏でる天使(女神?)の彫刻があるので、装飾のプランは後々付け足されたものなのでしょうか。
"受難の門"とはまさに正反対。繊細な彫刻と、ごちゃごちゃした(失礼)装飾で飾られています。

今回、作りかけのサグラダ・ファミリアを見学して塔にも登りましたが、完成した暁には、是非もう一度この地に来て、この大聖堂を眺めたいです。

現在、地下鉄をサグラダ・ファミリアの地下に通す案があるそうですが、今も十分、観光には不便のないバルセロナなので、そういう危険なことは止めて欲しい...と切に思うのです。

地下の礼拝堂の横にガウディのお墓もあります。地下鉄なんて通したら、うるさいって化けてでるかも...?

訪問日:2006年6月28日-29日

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